2014年10月04日

なぜ「一宮オクトーバーフェスト」という名前?

10月11日のミニビアフェスは「一宮オクトーバーフェスト〜クラフトビアパーティ in 尾張一宮駅前ビル」という名前です。

今回の準備を始めて知ったことは「オクトーバーフェスト」は高級だというイメージが、まあまあ強いことです。

なるほどこの数年各地で開催されてきた「オクトーバーフェスト」は、ジョッキのデポジット代が含まれるせいもあるでしょうが、全体に高価な感じはあるかもしれません。

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じゃなぜ「一宮オクトーバーフェスト」なの?という話は前世紀の話になります。

1997年12月6日、三星毛糸グループによる「尾張ブルワリー」が開業します。それを受けて商店街の活性化活動をしていたグループが大勢でドイツのオクトーバーフェストを訪れ、一宮で同様のイベントの開催に向けての活動が始まりました。そして1999年7月の一宮七夕まつりで、一宮市役所前の公園でスタートしたのが「一宮オクトーバーフェスト」です。やがて「にぎわい広場」という通称が定着したこのイベントは2001年からは私たち、まちづくりグループによる市民ボランティア運営となり、ずっと継続してきました(現在は市庁舎建替に伴い休止中)。

「一宮オクトーバーフェスト」というムーブメントに多くの人々が集まり、ここからたくさんの地域活性化活動が生まれ育っていったことに想いを寄せ、「一宮オクトーバーフェスト」の名前を復活させました。

やがて名前は変容していくかもしれませんが、この想いは変わることなく、この一宮の地をぐるぐる経巡って広がっていくと信じています。

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というような、くどい話も含みつつの、10月11日は楽しい「クラフトビアパーティ」としましょう。

下は1999年7月25日 一宮オクトーバーフェスト「にぎわい広場」第1回の風景
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posted by 星野博 at 06:55| アーカイブ vol.1 (2014.10.11)